たいていのネットワーク技術は理解できる自信があるのだが、「量子暗号」といキーワードに関しては未だに何度聞いてもピンと来ない。
Wikipediaの「量子暗号」によると「通常は量子状態の特性によって、通信路上の盗聴者を検出できることを利用した新しい鍵配送システムである、量子鍵配送のことを指す。」と書かれている。
大学時代に学んだ通信工学の世界は、情報理論やデジタル信号処理に基づくもので、こうしたものを電気や光の媒体で伝送することは理解できる。しかし、量子状態の特性により・・と言われた瞬間に、ああ、ちゃんと物理系の科目も勉強しておくべきだった、と思ってしまう。。さらにそれが暗号として利用できるというところはさらに分からない。。
暗号といってもいろいろとあるが、量子暗号が言っているのは、簡単に言えば、通信路上で第三者が盗聴をした場合には情報が無効になることで、これで盗聴が防げるのと同時に受信者側では盗聴が起きたことが分かるらしい。
今は通信技術の最先端の研究テーマなのかもしれないが、10年、20年もすると当たり前の技術になっているに違いない。電気から光の通信へ技術が広がってきたように。
そういえば、5年くらい前に確かアメリカの会社で量子暗号の装置を実用化するというベンチャーがいて、ずいぶんと先走った会社だと思った記憶があるんだけど、あのベンチャー企業はどうなってしまったんだろうか。確かにITバブルの時代だったということもあるかもしれないが、そうした先走った会社にでも投資しようとするベンチャーキャピタルやエンジェルがいるアメリカというのは、日本の技術開発への投資の考え方のスケールをはるかに越えていると思う。

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