「Where food is free, IQs are high」
グーグルの無料カフェテリアの記事は今までに何度も見たことがあるが、IQ が高いと言われると気になる。記事の内容は、カフェテリアが無料だとたくさん食べるから頭がよくなるということではなく、社員の生産性を高めるためにグーグルはこれだけ会社の施設を充実させているということをアピールするものだった。その一例が無料のカフェテリアなのだ。どれだけつぎ込んでいるかは公開しないらしい。
下は中の見開き一面の記事「Work hard, eat hard」。グーグル社員の特典が書いてあった。
Free groumet food
Free haircuts
Free child care
Subsidized massages
Pets at work
Free personal training
Visits from presidential candidates and other luminaries
マッサージはただではないが、安く行けるならこれが一番魅力的。驚いたのは、数人でワークスペースを共有しているということ。日本のようだ。
それと、数箇所でマイクロソフトが比較対象にあがっているが、できればアップルを使ってほしかった。
食べ放題のカフェテリアと聞いて以前羨ましかったが、今の自分を考えるとただでなくて良かったと思う。フリーランチでなくても、アメリカに住んでるだけでこれだけ太ってしまって悩んでいるというのに、フリーランチの生活をしている自分を想像するとかなりぞっとする。フリーエステがセットじゃないとだめだ。
日本企業は社員の生産性を高めるために福利厚生を充実させる。バブル期には億ションを買って保養所にしたりして、自社の福利厚生をアピールした昔と違い、近年はワークライフバランスを大切にするため健康・医療、育児・介護等のライフサポートの充実を目指しているらしい。
つまり、日本でバブル期に企業がお金をつぎ込んでいた福利厚生と似たようなことを、今のグーグルがやっているのだと感じる。ペットの持ち込み等カルチャーの違いはあるが、有名人訪問などに関しては、日本もバブル期はイベントに芸能人を呼んでいた気がする。
おもしろいことに、日本企業が負担した従業員一人当たりの福利厚生費は、バブル絶頂期1990年で月平均7万4482円、2005年度で月平均10万3722円で過去最高であり、増え続けているらしい。じゃあ、社員の生産性はあがっているのか?
過度の福利厚生は、客寄せパンダと会社の宣伝にしかならないのでは?
その分のお金を社員個人の給料に回したら、彼らはグーグルに入らないのだろうか? 入っても生産性が低いのだろうか?
本当に生産性を高めるものは何なのかを考えてしまう記事だった。

1 件のコメント:
生産性の向上って何だろうね。
働いた分だけ給料に反映されれば、それをモチベーションに必死で働く人も多い。特に頭数の稼動だけを考える仕事では有効だと思う。ただし短期的な策かもしれない。
Googleのように魅力的な環境・企業文化を社員に提供するというのは、クリエイティブな発想を重要とする仕事では有効だと思う。
日本の企業の福利厚生は、もともと長期的なスパンでの離職率の低下を狙うものだろう。生産性の向上というよりは安定した生産性の維持の意味合いが強い。
高校時代の社会の先生が、企業は荘園と同じようなものだといっていたことをふと思い出した。
コメントを投稿