ePaper が紙と置き換わるためには、紙に近い品質が求められる。
見える角度や柔軟性だけではない。例えば、配線がないこと、長時間持つこと、多少踏んでも壊れないこと、折りたたんで持ち運べること、多少防水機能があること、動作および保存温度範囲が十分であること、値段が紙と同レベルであること、である。最初の配線なしで長時間というのは、将来 paper battery が解決してくれるかもしれない。
Rensselaer Polytechnic Institute が発表した paper battery は、電極としてカーボンナノチューブを、電解液として液体塩を使い、セパレーターとしてセルロースの紙を使っている。そのデバイスは、片面は挿入されたカーボンナノチューブのために黒く、もう片面はセルロースがでているので白い。黒い側を外にして折り曲げると高性能のコンデンサーに、白い面をリチウムでコーティングすればバッテリーになるという。まだまだこれからバッテリーとしての機能のテストをする必要はあるだろうが、薄くて軽いというのは、ePaper にとって大きく役立つだろう。
以前「ナノテクノロジーを探せ」で書いたように、まだカーボンナノチューブの製造が高価なため量産はまだ先だろうが、応用範囲が広いのは確かだ。
ところで、家の中の紙の量が大分減るのは大変喜ばしいことだが、自分がどんな本や雑誌を持っているのかがわからなくなってしまうだろう。まるで本棚を見ているようなバーチャルなインデックスがほしくなる。ハードディスクの中をサーチして、バーチャルな本棚を壁の大きなディスプレイ内に写し出しすことを想像すると、壁のディスプレイにタッチパネル機能が必要な気がする。
8/16/2007
登録:
コメントの投稿 (Atom)

0 件のコメント:
コメントを投稿