5/16/2007

Muni Wireless

最近、"Muni Wireless"という言葉を見かけた。気になったので調べてみた。

また何か新しいWireless技術でも出てきたのかと思ったが、Muni は、Municipalということで、つまり地方自治体のWireless Networkのインフラを意味していることがわかった。

Wikipediaによると、特にWi-Fiのインフラに対しては"Mu-Fi (or Municipal Wi-Fi or Mu Wi-Fi)"という表現を使ったり、WiMAXや光ファイバを含めたブロードバンド技術全般を対象とする場合には"Muni Broadband"という言葉もあるらしい。

基本的な考え方としては、地方自治体が主導してWi-Fiのインフラを地方自治体のエリアに展開し、それを各種公共サービスに利用するとともに、市民に対して無料もしくは格安の料金で提供するというモデルになる。

これまでISPが商用サービスとして行ってきたいわゆる"Wi-Fi Hotspot"の場合、その名が示すように街中のカフェ、出張先の空港・ホテルなどで移動先からのネット利用が必要な人が集まるところに、ピンポイントで集中的にWi-Fiサービスを提供し利用料を徴収するモデルとは大きく異なるといえる。

技術的には、Muni Wirelessの場合は面的な展開が重要になるため、最近話題のWireless Mesh技術を利用してエリアを広げていくアプローチが積極的に取り入れられているところも大きな特徴だろう。

具体的には、Googleが地元Mountain Viewに展開した無料Wi-FIサービスや、GoogleとEarthlinkが共同で受注したSan FranciscoのWi-Fiインフラが記憶に新しいが、このようなアプローチは米国を中心に多くの自治体でプロジェクトが進行しているらしい。

日本ではWi-Fiインフラを面的に広げるという意味ではFONが話題になっているが、米国におけるMuni Wirelessのような自治体主導のWi-Fiインフラのようなアプローチは(不勉強かもしれないが)聞いたことがない。

実際にどのような公共サービスへ利用されているのか、またその裏でどんな技術が開発されているのか、調べてみたいと思う。



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